今日はTEST D’EVALUATION DE FRANCAIS(TEF)を受検。
TEFというのはパリ商工会議所が主催、フランスの文部省が認可しているフランス語能力認定試験のことで、英語の試験でいうTOEICに近い気がする。試験はフランス語でおこなわれ、解答もマークシート方式。合否がでるテストではなくて、900点満点でスコアがでる。

試験は基本が、読解試験 60分、聞き取り試験 40分、語句や文法的な試験 30分。これで1セット。私はそのあとのオプション試験、筆記(作文・60分)も受検した。

二つの試験で、受験料は22000円也。学生にはきつかったけど、フランス語を学ぶ身には、日本でしか通用しない仏検よりも、世界で通じる(らしい)TEFのほうがやっぱり魅力的。

さて、内容は…

読解試験は、記事や、広告など、実際に仏語圏で生活しているとみかけるようなフランス語を読んで、内容なんかについて答える問題が大半。聞き取り試験は、留守電のメッセージの内容が「家族の会話」か、「仕事か」というように判別したり、書いてあるフランス語とCDから聞こえてくるフランス語が同じかどうか答えたりする問題。語句なんかの試験は、同じ意味の単語を探すとか、仏検の最初の方にでてきそうな問題だった。

面食らったのはオプション試験で、作文問題が二つだけ、っていうのも知らなかったから動揺したし、(基本の試験も20人程度で受検だったけど)オプション試験を受けたのは今日は2人!しかも私のほかのもう一人は、なぜか係の人がフランス語で話し掛けていた女の子。見た目は日本人だけど…ナニモノ?

答えは、華僑の先祖をもつけど、お父さんがイギリス人なのでイギリス国籍、生まれと育ちはモーリシャス、というお嬢さんだった。今は大阪?で英語で学ぶ学校に行っているらしい。
なーるーほーどー 
久しぶりにフランス語で会話して、どきどきしました。
ちょっと外の世界を垣間見た気分。